遠野民芸家具
遠野郷の自然から生まれたぬくもりの一品
全てベテランの職人が手掛けた手造り
商品は全て手造りで表面材に早池峰山から下閉伊郡にかけて産出する樹齢五百年以上の風雪に耐えたケヤキの玉杢(たまもく)を使用し内装材には地元南部桐を主材に用いられています。
金具部分にはこだわりの南部鉄を使用
金具は古くから南部藩の南部鉄器を使用し、塗装については日本伝統工芸の漆塗りを施しています。また、鶴のような金具は南部藩の家紋である鶴柄の南部鉄を使っています。
無骨な中にほんのりと温かみのある南部鉄は、武士と農民とが作り出した遠野の歴史そのものでもあるのです。
凹凸を隙間無く重ね合わせる「あり組」を採用
箪笥の引き出しの角は、人が両手の指を組むように凹凸を隙間無く重ね合わせる「あり組」を採用しています。必要な箇所には鉄ではなく木釘を埋め込んで留めています。
ちなみに民芸家具が古くなって直したい、とお考えになった方は依頼することで民芸家具の修繕を行うことも出来ます。その際は「遠野市場」のお問い合わせからでも受け付けておりますので、お気兼ねなくご連絡ください。
2018-09-10 16:50